2019.11.21 人気店舗 デザイン年鑑 2020に紹介されました。
落ち着いた空間で伝統料理を楽しむ
博多の伝統料理を手軽に味わって頂ける空間
「博多の伝統料理を多くの人に食していただきたい」この想いを込めて、福岡の中心地、天神から徒歩5 分の立地にオープンした、”博多水炊きと焼き鳥 大和”九州産鶏ガラの旨味を凝縮した濃厚スープが自慢の当店。
厳選した鶏ガラのみをふんだんに使い、じっくりと6時間以上煮込んで作るスープは濃厚白濁な一品です。四大鶏鍋料理のひとつに挙げられる水炊き、博多水炊きは100 年以上の歴史をもつ郷土料理です。
その魅力は、鶏の旨みが濃縮されたスープに、野菜や鶏肉を加える事で更に旨みが増し、スープの味の変化を楽しめる事、九州限定の調味料、柚子胡椒や甘めのぽん酢を楽しめるのも博多水炊きの魅力。
1 つの鍋に、博多の歴史と魅力が溢れる博多水炊き。「博多の伝統料理を多くの人に食していただきたい」この想いを胸に、” 博多水炊きと焼き鳥 大和” は、郷土料理である水炊きを博多の魅力として情報発信し続けて参ります。
店内は、ゆったりと座れる落ち着いた雰囲気のカウンター席、幅広い年代に対応したテーブル席、伝統料理を肩の力を抜いて手軽に味わって頂ける空間となりました。
株式会社SmileFood / 中村 正史
幅広い年代に時間を忘れてゆっくり食事を楽しんていただく空間
福岡市天神の中心という好立地に店を構える伝統料理の名店。店舗が2階に位置することから、階段から店内へ入るアプローチを楽しめるよう、お酒などを展示できるスペースを設けたり、格子壁で視認性の高い動線計画としたり、エントランスバック壁にインパクトのあるサインを設ける等のデザインを施しました。
店内に関しては、開放感とゆったりとしたスペースで食事を楽しめるカウンター席があり、イスの後ろには格子壁をうまく利用したコート掛けも用意しました。店内奥の客席は、フレキシブルに席数を調整できるテーブル席とゆっくりと落ち着いてくつろげるソファー席を設けました。
店内のマテリアルデザインとしては、床はモルタルやタイル調とし、壁はシンプルな塗装壁の中に一部アクセントクロスとし、家具や格子壁は木目調のデザインとしました。
照明計画としては、電球色のユニバーサルダウンライトとし、陰影のあるメリハリのある空間でありながらもやわらかくあたたかい光でつつまれる空間としました。
伝統ある和の空間をベースにデザインしつつも、随所にアクセントとしてモダンなマテリアル要素も盛り込むことで、不特定多数の人が手軽に伝統料理を楽しめるような空間を演出しました。
株式会社De’plas(ディープラス)一級建築士事務所