2020.12.17 人気店舗 デザイン年鑑 2021に紹介されました。
「食」と「文化」と「空間」を嗜む十割蕎麦屋
肩肘を張らずにお洒落にそばを嗜む空間
「そばと酒と天ぷら 素や」は、こだわりの十割蕎麦、季節の食材を使用した天ぷらや一品料理、種類豊富なお酒をご提供しています。そして、年齢問わず多くのお客様に喜んでいただけるお店を目指し、日々努めております。
そばは三たてにこだわり、可能な限り「挽き立て、打ち立て、茹でたて」を重視してその風味と食感を楽しんでいただけるようお作りしています。さらに、北海道産の羅臼昆布をはじめ、椎茸、鰹、うるめいわし、さばなどをふんだんに使用した出汁は、そばのつゆはもちろんのこと、あらゆる一品料理をより上質に仕立てています。また、揚げたての天ぷらは四季折々の素材を使用しており、お酒にも、お蕎麦にもよく合う一品です。
「素や」は博多の新たな蕎麦文化を担う博多ならではのお蕎麦と、粋でお洒落なお酒の新しい嗜み方を情報発信して参ります。
株式会社素屋・そばと酒と天ぷら 素や / 山本 圭一郎
歴史ある町並みに佇む上質な和空間
福岡市営地下鉄呉服町駅から徒歩3 分、中洲川端駅から徒歩5 分という立地に本店舗は計画されました。この地域は、店屋町、呉服町という昭和の時代から呉服店、衣料会社などが軒を連ねる博多の問屋街で、現在はその名残を残しつつオフィス・飲食街として栄える場所となっています。また、石丸本店、天神岩田屋店につぐ3 店舗目の出店となります。
設計上の工夫点としては、昼のランチタイムの客回転率を上げるため、一人客対応のビッグテーブル席や1 ~ 4 名対応のテーブル・ソファ席を設け、回遊性のある動線計画としました。そして、夜は複数客や団体客にも対応できるよう、6 名個室
や可動式の間仕切りスクリーンを活用し、20 名での宴会にも対応できる空間を設けました。さらに、意匠面ではモルタル仕上げの無機質な空間の中に、白木の造作物や間接照明を盛り込み上質で温かみのある空間としました。また、来客者が見たり体感したりして楽しめるような空間として、外観ファサード、エントランスアプローチ、坪庭等をアクセントとしてデザインし、空間を演出しました。
株式会社De’plas(ディープラス)一級建築士事務所 / 新福 貴法
【人気店舗デザイン年鑑2021にD+chairが紹介されました。】