「想像を超える創造」de'plas

COLUMN − コラム −

− ブランディング店舗デザイン − ディープラスが行うSDGsへの取り組みについて

ディープラスは福岡SDGs協会に加盟させていただいており、理事として様々なSDGsに関する事業、イベントに参加や協賛をおこなっております。

現在は福岡市科学館で期間限定の事業として開催されている【みんなのSDGs展2020】に展示会ブースの出展と協賛を行っています。

また、展示会ブースでは、SDGsに対応した環境にも人にも優しい椅子「D+chair」と長期的に利用できかつ環境に優しい企画型住宅「D+HOUSE4.22」のイメージパースと模型を展示しています。そして、RKB毎日放送株式会社様にご協力いただいており、TV放送なども行われているため、多くの人々にSDGsのことやその重要性が周知されていっています。

さらに、「D+chair」においては期間中のイベントでHKT48の小田彩加さん、下野由貴さんにご利用いただき、大変好評をいただきました。

 

そこで、今回の建築コラムでは、弊社が今後SDGsにおいて取り組んで行く5つのことを紹介していきたいと思います。

 

 

① 建築・内装の設計・施工業務を通じて、福岡という地域に住み続けられるまちづくりを目指します。

 

地域特有の魅力と実用性のある素材・材料を使用し、地域にあったデザインで町並みを創造することで地域の価値を高め、また長期に渡り利用し続けられるまちをつくります。さらに、建物の安全設計と長寿命化を図るため、地震・災害に強く、防炎・防音・遮音性の高い構造設計を行い、構造材・仕上げ材を共に、より効果が高くなるような建築材料を選定し使用していきます。

 

17の目標において、11:住み続けられるまちづくりを、12:つくる責任つかう責任に該当

 

 

② 企画型注文住宅【D+HOUSE 4.22】では、住宅の低炭素化を推進するため地下室を居室とするRC住宅を提案しています。

 

その効果として、夏は涼しく冬は暖かい環境で生活を過ごすことができ、日々の光熱費が抑えられます。

したがって、気密化された高性能な住宅を建てるということは少ないエネルギーで済む消費エネルギーの削減につながります。

環境計画において、自然採光を可能な限り取り入れ照明計画で無駄のない配灯を行います。さらに、エネルギー消費量の少ない機器を選定して省エネルギー化を推進しています。

 

17の目標において、:エネルギーをみんなにそしてクリーンに、12:つくる責任つかう責任に該当。

 

 

③ 居室のクリーンルーム化を推進し、住宅・オフィス・クリニック・店舗等の室内空間の空気清浄を行います。

 

ウイルス・粉塵・汚染物質を除去し室内の温度を一定にすることは、そこで生活する人、利用する人、仕事をする人の健康につながります。また、体温を一定に保ち生活することで、体の免疫を上げることにもつながります。

 

内装材にシックハウス対応された素材を使用します。また、床・壁・天井における仕上げ材の低発塵化を推進し、ホコリの出ない清浄化された空気で包まれる空間を構成し、人々の健康を保ちます。また、主に人の手や体に触れる建具や家具等に関しては、木・鉄・革等の仕上げ加工を可能な限り自然成分を利用して仕上げられた材料を使用し、人に優しい製品をつくります。

 

17の目標において、3:すべての人に健康と福祉を、12:つくる責任つかう責任に該当。

 

 

④ 資源を大量に消費する建設業界では、世界規模での森林伐採が進んでおり、二酸化炭素濃度が上がり平均気温が上昇していっています。

国産の材料(特に近隣地域の材料)を使用し、森林の管理をしていくことで自然は守られますので、可能な限り国産の材料を使用します。

 

【D+chair】では、木材は国内から仕入れる間伐材の使用、鉄は同じ素材の原料として無限にリサイクル可能な高品質素材を使用、革は化学薬品を使うクロムなめしではなく植物タンニンなめしを使用する等、積極的に環境にも人にもやさしい材料を選定し、家具製作を行っています。また、家具などは長期に渡り転用可能となるようなつくりを考え提案を行っています。

 

17の目標において、13:気候変動に具体的な対策を、15:陸の豊かさもまもろうに該当。

 

 

⑤ 弊社では、建築・内装業において全ての業務である、案件の営業、デザイン、設計、プレゼン、見積書作成、契約、原価管理、施工管理、引き渡し、アフターケア、年間の売上と粗利に関する目標設定まで一貫して一人の社員が担当できる様、新たなことに挑戦できる機会とスキルのステップアップを踏める教育システムを取り入れています。

 

通常一つの案件を分業して行う企業が多い中で、弊社は社員が将来的に同業他社に行ったり独立開業したりしても通用するレベルのスキルを得られるような人材を創出していきます。また、建築士、施工管理技士、宅地建物取引士などの専門スキル向上のために必要な学校へ通うための時間や費用の援助も行っています。

 

常に建設業界の現状や時代背景を捉え、これからの時代に求められる製品開発を行っています。人と環境に優しく価値のあるものを考案し続け、企画型注文住宅、居室のクリーンルーム化、オリジナル家具等、様々な独自のアイデアを盛り込み、特許や意匠権などの知的財産の創出と活用を行い、競争力ある製品開発を行っています。

 

17の目標において、4:質の高い教育をみんなに、9:産業と技術革新の基盤をつくろうに該当。

 

 

これらの取り組みは2015年9月の国連サミットで「持続可能な開発のための2030アジェンダ」で採択され、2030年までに持続可能でより良い世界を目指すための国際目標となっています。

SDGsは発展途上国、先進国にかかわらず行政、企業、市民といった世界中の人々が一丸となって持続可能な発展を実現するための成長戦略を示しており、17の目標と169のターゲットから構成されています。

 

株式会社De´plas+(ディープラス)では、SDGsセミナーやSDGsカードゲーム等で、SDGsについて学び、一級建築士事務所、デザイン事務所、施工会社として業務を通じSDGsの各目標達成に向けて積極的に取り組んでまいります。